おかげさま
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三木増田ふるさと公園vol.2


三愛研10周年記念に製作された記念本

帰宅後、読み始めた冒頭から
三愛研の呼びかけ人である小倉先生の言わんとして来た心ねと実践が、見事に第三者である巻頭の言葉から伺えるもので、私は感銘を受けた

小倉先生からすれば、若輩者の私が説明をするより
本書の小倉先生のあとがきを
私だけでなく、みなと共有したく
今回は、載せることにしようと思う。
そして、続いてゆきたいと思う。

・・・・・

三木自然愛好研究会
世話人代表

小倉滋

「美しい三木」「ガーデンシティ三木」と聞くと、つい考えてしまう。
そう掲げなくてはならないほど、自然は荒れてしまったのかと。
幼い日の楽しかった七草摘み、ジュンサイ摘み、蛙釣り、冬のドジョウ掘り・・・
エビモやセキショウモの茂みで十数cmを超える手長エビが、岩場には「尻切れ貝」とも呼んだイシマキガイがびっしりと着いていて、それを砕いて筒かごに入れ、ウナギを獲った。
蒲焼きや牛蒡巻きが美味しかった。
カーバイトの夜漁は夏の風物詩で、尺鮎の香味が食卓を賑わした。
川や里山は暮らしと共にあった。
川には子供たちの歓声があり生活があった。
野山を歩けば、ゲンノショウコやセンブリがイシモチソウの群落と競うように群生していた。
摘んで陰干しして利用した。
いつの日からか、野山や川から人の声が聞かれなくなり、人々は山や川から遠ざけられた。
替わりに暮らしは豊かになり、欲しいものは何でも手に入るかのような世の中になった。
人々は本当に豊かになったのだろうか。
学校帰りに谷間の水溜まりを覗いては、ススキの穂で誘い出して見たオオサンショウウオ、外見を見つめる小さな目は平和そのものであったのに、今はもう見れない。
豊かな暮らしを求めて山や野を拓き、生産を急ぎ、経済活動を優先した。
止め処なく自然から奪い、次世代に負荷を残すのは、略奪生産したに過ぎない。
私たちは、この在りように疑問を持った
心を痛めた。
このままで良いか、何をすれば良いのか。
その思いが三木自然愛好研究会のスタートになった。
呼びかけから約半年経った1997年3月、35人からの発足だった。
会の名には、こだわりがあった。
肩肘張らずに、三木自然愛好会で良いのではとの意見もあった。
だが、研究は外せなかった。
同好の志を温めるだけでなく、研究は自分たちの自然に向き合う謙虚で科学的な姿勢でもあり、基礎データを残そうという意思表示でもあった。
三木の自然愛護と保全、会員の研究と研修及び親睦、さらに会員の持つ能力を生かし社会に貢献することを目標に活動し、10年たった。

この本は、そうした三愛研の総力を挙げた一冊である。

・・・・以下あとがきは、続いている。
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